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農業の成長産業化に向けた取り組み

中山間地域の暮らしを豊かにするためには、主要産業である農業の活性化が不可欠です。当連合会では、農商工連携を通じた地域産品の販売拡大やスマート農業の普及による生産性向上などに向けた取り組みを展開しています。

農商工連携に関する取り組み

農業事業者の新商品開発・6次産業化や販路開拓等の支援を目的として、当会は農商工連携協議会を設立し、情報・意見交換等を行っています。2021年8月には、オンラインで農商工連携協議会を開催し、農林水産省中国四国農政局から「農商工連携・6次産業化の推進」について、株式会社JTBから「JA全農と連携した農業労働力支援事業」についてご講演をいただき、その後、参加者による農業・異業種連携による新商品・サービスの開発等について意見交換を行いました。

2022年3月には、稼げる中山間地域づくり方策(農商工連携等による商品力・販売力の強化)に関する調査報告書をとりまとめ中国地域の行政機関や地域商社等に情報提供するとともに、当会の事業活動に活用していきます。

「中国地方の持続可能な稼げる中山間地域づくり方策に関する共同研究」について(2022年3月) [報告書]

スマート農業の開発・普及に関する取り組み

当会が事務局を務めるスマート農業の開発・普及に関する研究会での2年間の検討を踏まえ、2021年8月、広島大学生物生産学部と山口大学農学部に、中国地域におけるスマート農業の導入を先導する役割を担う「中国地域スマート農業ラボ」が開設されました。その後、2022年6月、島根大学生物資源科学部内に島根支部、2022年7月、鳥取大学農学部内に鳥取支部、岡山大学農学部内に岡山支部が開設されました。

「ラボ」は、農業生産者や農機メーカー、IoTベンダー等の課題・取り組みに対する支援を行い、中国地域の各地域特性を反映したスマート農業の普及を促進します。

当会は支援機関として、ラボと会員企業の連携の推進を中心に、支援を行います。

中国地域スマート農業ラボ相関図

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